ミディアムヘアの巻き髪は、エアリー感が重要です。ロングヘアのときと同じようにしっかりブロッキングを行い、パーツごとに巻き方をそれぞれ変えることでスタイルが完成します。


まず最初にえり足部分から巻き始めます。ここはフォワード巻きにして、仕上がったときに毛流れを顔によせてフォルムを引き締めます。基本の巻き方同様に、髪の中間部分から巻き始めて、根元を立たせないように。


えり足の上の部分は、逆巻きにしていきます。逆巻きは、根元部分を押さえながら下から上に巻いていくので、髪が膨らむのを押さえ、毛先は上を向いて散らばるのが特徴。ハチ周りはふんわりとさせ立体感を出します。


ロングヘアの基本形とは異なり、ミディアムヘアはサイドの髪をふたつの方法で巻いていきます。まずサイドのもみ上げ部分は、フォワード巻きで。あまり強いカールが出ないように、放置時間には気をつけて。


サイドの耳のあたりは、バックの髪と同様に逆巻きにしていきます。しっかりと髪の毛の根元を押さえることで、自然とボリュームがダウンできるので、誰でも小顔に見えるという嬉しいおまけ付きです!


基本の巻き髪で学んだように、顔にかかる部分の髪の毛はリバース巻きにして外向きに流すようにします。こうすることで顔周りがスッキリ見えます。カールが強すぎると、髪の毛がハネているように見えるので気をつけて。
宮村浩気さん
いろいろな巻き方をすることで、
毛先が散らばりエアリーになります。
メイク担当 馬渡ひとみさん
インサイドラインをブラックでひくことで、黒目がちな印象にしました。