シェービングをする前後の肌の状態です。顔をパーツごとに観察すると施術前は黒ずんだ毛穴からうぶ毛がしっかりと生えていますが、施術後はうぶ毛が消えて毛穴も明るくなり肌がトーンアップしています。
理容師の資格を持つプロのシェービングのテクニックとは。カミソリの持ち方からフリーハンド・プッシュハンドなどのシェービング技術と順序まで、デリケートな肌のために計算されたノウハウのすべてをわかりやすく公開します。
右サイド
Technique
1/右側の頬から保湿ジェルをしっかり塗布。
2/右側のこめかみから頬へとジェルをすくい取るように剃る。
3/左手で頬から首の皮膚を大きく引っ張りながら、顎から首のうぶ毛を剃る。
4/プッシュハンドでこめかみから鼻の位置まで剃る。
5/右鼻全体のラインに合わせてカミソリをなぞらせるようにうぶ毛を剃る。
6/左手で頬から耳を軽く引っ張りながら耳穴上部のうぶ毛を剃る。
左サイド
Technique
1/左側はこめかみから頬へとジェルを取るようにプッシュハンドで剃る。
2/頬から首の皮膚を大きく引っ張りながら顎から首にかけて剃る。
3/左鼻全体のラインに合わせてカミソリをなぞらせるようにうぶ毛を剃る。
4/耳穴の上部から耳たぶにかけて丁寧に剃る。
口周り〜額
Technique
1/うぶ毛がよく目立つ口周りは、フリーハンドで細かく丁寧に剃る。
2/額は右側から生え際に沿って、孤を描くように剃る。
3/まぶたはやさしく押さえるように、生え際から眉の上まで剃り、眉の下を剃る。
4/左側を剃り終えたら、スチームタオルでジェルを拭き取る。
5/左右の眉の長さを整える。
※眉は一番最初に、お客様の要望を聞いてしっかりカウンセリングを。
えり足(うなじ)
Technique
1/えり足は左側より耳下から生え際に沿って剃る。
2/右側も耳下から生え際に沿って剃る。
3/えり足のセンターは生え際に沿って富士(M)を描くように剃る。
4/肩から背中のうぶ毛を剃って終了。