あごラインで切りそろえた前下がりのシンプルボブは、人とは違うおしゃれな存在感が魅力です。シンプルでなめらかなストレートタッチが特徴ですが、シャープになりすぎないよう毛先にはほんのり丸みをつけて、女らしさをプラス。カラーも同様に、寒色より暖かみのあるプラチナイエローを選んでまろやかなマロンベージュに仕上げました。ボブのクールな印象は残しつつ、やさしいモード感を演出できます。
髪質はやや細めのストレート毛。ハイトーンに染めたアッシュ系クールブラウンの色味が抜けて、白っぽく褪色している状態。
ボトムにやさしい丸みをつけた前下がりのグラデーションボブに、マロンショコラのまろやかな質感がベストマッチ。強さとやさしさをほどよくブレンドした、甘辛テイストがおしゃれ。
カラー剤はプラチナイエローがベース。もともとのアッシュベージュにまろやかさを加えた、クリーミィな質感に仕上がります。髪がやわらかく見えるのがメリット。
10レベルのプラチナイエロー系にハイライトで動きをプラス
WHITEHOUSE トップカラーリスト 増淵 太一さん
ベースカラーはアンヴィエ ヘアカラーYB8+PB8(2:1)。新生部はブルーオキシ6%、既染部は4.5%を使用して、ワンタッチで塗布します。バングと顔まわりにだけハイライトを。束の立体感が出るよう太めのウィービングで入れます。
明るく抜けていたアッシュ系ベースを生かして、そこにプラチナイエローをオン。アッシュの青味と淡いイエローが混ざって、ふんわりクリーミィな質感のマロンベージュに発色します。バングと顔まわりにはハイライトを入れて、光のラインをプラス。まろやかなベースにメリハリのある動きを演出します。
ボブのおしゃれ感は、スベスベのなめらかな毛流れにかかっているので、がんばってスタイリングして下さい。まず太めのロールブラシでブローし、毛先だけ内巻きにして丸みをつけます。さらにストレートアイロンで髪表面をなめらかに伸ばし、仕上げにツヤ出しスプレーを吹きつけて。